中学の吹部に教えに行くの巻

もう直ぐ梅雨に入りそうですね。
うちのアジサイもそろそろ見頃を迎えそうです。

今回はちょっと前に中学校の吹部に教えに行った話。

姪がお世話になっていることもあり、クラリネットは私、他にTp・Sax・Flの普段楽団で一緒の仲間と教えに行って来ました。

そちらに伺ったのは今回で3回目になるのですが、教えるのって難しいです。

特にこの学校は統合して小中一貫校になってまだ数年の学校なので、吹部に受け継がれるべき伝統があまり感じられないのです。

普通なら先輩が後輩に教える流れが出来ているけれど、それが無いので先輩も何をしていいか解っていないみたい。

顧問の先生からも「基本を教えてください。楽器の扱い方からお願いしたいです」
とのことで、組み立て方・置き方、私はクラリネットなのでリードの付け方・リガチャーの役割と大切さなどを簡単に。
後は基礎練習の大事さと練習の仕方を少々。
短い時間の中でなので、とても十分とは言えないし最後に楽器を片付けるときに、楽器の置き方がもう頭から抜けてしまって居て、キーを真下にして置いてしまっている状況(直ぐに注意したけど)。

そもそも、楽器を大事に扱うことを伝統的に定着させる雰囲気を作らないとイケナイのかも。
でもどうやって教えたら根付くのか。
私の場合、小さい頃からピアノを習っていたし、姉が先に吹部に入っていたので
《楽器は大事にするもの》
というのが染みついていたので、逆に言っただけで理解してもらえない状況がわからなくて困ってしまったのね。
で、楽団の仲間に相談したら
「楽器、楽しく吹きたいよね? そのためには上手くなりたいから練習するでしょ? でも、楽器を大事に扱わないとキーが曲がったりタンポンが破れたりして楽器がちゃんと鳴らなくなっちゃうんだよ。だから楽しく楽器を吹くために、まず楽器を大事に扱わなきゃダメなんだよって教えたら?」
ってアドバイスをもらいました。

なるほど。闇雲に大事にしなさいって言うよりずっと説得力がある。
とっても参考になったので、次回行ったときに言ってみようと思います。